本でも読もうか

新年、何か目標でも立ててと思いつつ、生来の怠け者。その目標を立てるのもめんどくさい。それでも何かないかと心中を探すと最近本を読んでないなと。

とりあえず今年の目標は毎月一冊。これだけでも年間12冊の本が読める事になります。

読みかけの本、積んだままの本、あるにはあるのですが、とりあえず新書でも。

すごい「会話力」 齊藤 孝さんの本です。
筆者の本は書き口が軽快で、新書はとても読みやすい。テレビなどで見かけるお姿も物静かでそれでいてユーモアがあり人間的にも魅力的な方です。

そんな筆者の会話力とは。
人はコミニュケーションを取り合ってこそ生きる喜びがあります。そのコミニュケーションの中心はやはり会話。友達などと気軽に交わす雑談から、ビジネスの場で交わす会話。お互いに愉快になったり、向上したり、会話力のあるなしでその拡がりも違ってきます。

そんな本を読み進めるうちに、会話力の大事なことは、聞くことも重要であると。相手に興味をもち、多少オーバーアクションで相手の会話を引き出していく。そして事欠かない話題と情報を蓄えるにはやはり読書が非常に大事だと。

今の仕事はまさしく会話力が中心の仕事です。相手の話に丁寧に耳を傾け、時にはこちらから話題を振っていく。読めば読むほど知らずに筆者の伝えたいことを、日頃から実践しているのだと気づかされました。
気づきの中から、まだまだ足りない部分も沢山あります。筆者曰く、古典や偉人と呼ばれる人達の残した文章や随筆の中にも現代人が学ぶべき会話力や教養が沢山あると記されています。

まずは、今年一冊目のこの本から色々と拡げていきたいと思います。
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大衆文学

歯の治療で心身ともに疲れ果てています。

久しぶりに本でも読んでみたくなり、少し痛む頬を押さえながら梅田へ。

あちらこちらと目をやりながら、ふっと止まった「直木賞受賞作」。

この手の本は読まないのですが、帯を読むと・・開いてパラパラ・・面白そうかな・・?。

とりあえず、人様がいいという本だったら面白いだろうと買ってみました。

蜩ノ記蜩ノ記
(2011/10/26)
葉室 麟

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(あらすじ)
鳴く声は、命の燃える音に似て―― 命を区切られたとき、人は何を思い、いかに生きるのか? 豊後・羽根藩の奥祐筆・檀野庄三郎は、城内で刃傷沙汰に及んだ末、からくも切腹を免れ、家老により向山村に幽閉中の元郡奉行・戸田秋谷の元へ遣わされる。秋谷は七年前、前藩主の側室と不義密通を犯した廉で、家譜編纂と十年後の切腹を命じられていた。庄三郎には編纂補助と監視、七年前の事件の真相探求の命が課される。だが、向山村に入った庄三郎は秋谷の清廉さに触れ、その無実を信じるようになり……。命を区切られた男の気高く凄絶な覚悟を穏やかな山間の風景の中に謳い上げる、感涙の時代小説(アマゾンより)。

たまには気分転換にいいかも

竜馬がゆく

司馬先生の「竜馬がゆく」読み終えました。

司馬遼太郎の本は 結構好きで読んでいましたが、「竜馬がゆく」は手付かずだったんです。

中学生ぐらいのとき、兄貴の影響で手にして早ウン10年。。。

一回目は10ページぐらいで投げ捨て。

2回目は「立志編」の半分も届かずで投げ捨て。


そんな「司馬竜馬」に会いにいこうと、単行本を手に取ってみました。

相変わらず、読みにくい漢字は飛ばし飛ばし読みましたが、よかった。

自身、高知に生まれ、同郷にこれほどの人物が出ていたこと知らなかった自分に、今更ながら恥じ入る次第です。


幕末の動乱。風雲児、快男児、数多の草莽の志士が沸き起こる時代。

そんな時代に 天がつかわしたとしか思えない

坂本竜馬」。

今一度、読後の挨拶に京都まで会いに行ってこようと思います。

竜馬がゆく 全8巻セット (新装版) (文春文庫)竜馬がゆく 全8巻セット (新装版) (文春文庫)
(2010/07/15)
不明

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読んでみよ

風のかたみ (新潮文庫 ふ 4-10)風のかたみ (新潮文庫 ふ 4-10)
(1979/09)
福永 武彦

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最近よく話しをするお客さんが、

俺の人生観を作りだした本かも知れないね」と言っていた本です。

この方は純文学が大好きで、ご自身もライフワーク的に文章などを嗜んでらっしゃいます。

タッチンは「純文学」って言葉さえあまり触れた事がなかったのですが、その方を知るにはその方の愛読書を読んでみるのが一番手っ取り早いと探してみました。

福永武彦の入り口としては、とても読みやすく面白いと薦めてくれました。

古い本なので、手に入るかと思っていたのですが、さすが「アマゾン」。

たいていの本ならありますな。

まだ読み始めたばかりですが、愛読書「竜馬がいく」はしばらく休憩です。

司馬遼太郎ファンのタッチンに、どんな影響を与えるか楽しみな時間が増えました



書評 「蒼穹の昴」

寝たきりだったのでこれといった話題がありません。

前に書きためておいた読書感想です。

書評などと大仰なものではありませんが。



蒼穹の昴(1) (講談社文庫)蒼穹の昴(1) (講談社文庫)
(2004/10/15)
浅田 次郎

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たまたま目にした、NHKの歴史ドラマ「蒼穹の昴」。

次の日にさっそく原本の浅田次郎氏の本を買ってきました。

大清国光緒十二年・西暦一八八八年 冬から物語は始まる。

梁家屯の貧しき寡婦の倅、李春雲よ。畑もなく鍬もなく、舟も網もなく、街道に凍てたる牛馬の糞を拾いて生計となす、卑しきやつがれ、小李よ」。

そんな書き出しで始まる、壮大な出世物語。

全四巻の前半部は久しぶりにワクワクしながら読めました。糞拾いの餓鬼と、隣に住む顔見知りのエリート兄さんの友情を織り交ぜながら物語は進んでいきます。

しかし、話しが進むにつれ、違和感が目に付きます。
まあ、長々と書いても仕方ないので、本書レビューは他の人に譲るとして、とにかくこの人の本は違和感オンパレードにいつも包まれるねえ。。

世紀の悪女と名高い西太后。彼女に人間味を持たせようとするあまり、下町の中学生のような会話をしゃべらす場面。

なにか思い詰まればすぐに亡君の下に走り、亡霊として現れる「乾隆帝」とグズグズ泣き言をしゃべらす。

ねえ、おじいちゃん。もう私どうすればいいのかわからないの。。おじいちゃんなんとかしてよ・・

ここらへんから一気に冷めてきた。その泣き言中学生日記の場面が出てきたら、飛ばし読み。

前半部ではあんなに活き活きしていた春雲や文秀も、すっかり色褪せていきます。あまりにも沢山の主要人物を入れ過ぎて、とにかく話しが散漫になって落ち着かない。それを無理からまとめようと、日本人記者の岡や、外国人記者のバートンなんかで取り繕うとするけど、その視線があまりおもしろく書かれていない。

最後は中華エリート最高の印、進士中の進士、「状元」である、梁文秀は義弟の妹、そして親友でもあり義憤で死んだ「タンストン」の許婚、「リンリン」をぶってぶってぶん殴る始末。

己のやるせなさを表現したいのだろうが、「状元」とは4億人の中華の星である。それが、よっぱらって文化住宅に暮らすぐーたら親父と同じ振る舞いをさし、そして犯してしまう。

うーん。。。ちょっと無理があるよなあ。。その「リンリン」もさっきまで「タンストン」に一生を捧げて愛しますと誓わせておきながら、目の前で首を落とされる場面を見ておきながら、すぐに身を任せて

「私にできるのはこんなことしかないですから」と健気に笑う。

いやー、、それは違和感が全身を走るけどWW。

同じ浅田さんの本で、新撰組を書いた「輪違屋糸里」でも、女性心理描写があまりにも短略的で本を破いたろうかと思った違和感が思い出されましたww。

女性の割り切り感や、刹那的な生き方と、この尻軽的な情緒はまったく違うと思うのですがねえ。


まあ、これを読んでテレビドラマを見れば、さすがに手直しも入れられて楽しく見れました。ってことは、プロデューサーも違和感があったのでしょうww。

どうしても司馬先生の本に慣れ親しんでいるせいか、脚色が大きすぎて入り込めない。
登場人物の、それも主人公もサブもぜーんぶ「架空の人物」。よくここまでウソッパチで突き進めたなあ。。って関心する。娯楽本と言え、あまりにも脚色が濃いと白けてしまう。

最後の解説を書いてらっしゃる「陳舜臣」氏の言葉ではこの作品については触れず、自分の話しを並べてらっしゃる。

題名は「破天荒な小説」。

さすがである。

それでも4巻最後まで読ませるのだから、これが浅田作品の「真骨頂」なのだろうね。

プロフィール

たっちん

Author:たっちん
高知で生まれ育ち、今は大阪で風来坊です。
日常で感じたことや、思ったことを綴りたいと思います。自転車でポタリング,ポケットに入れたデジカメで何気ないものを撮るのが楽しみです。

こんな私ですがよろしくお願いします。

ちなみに「ご冗談でしょう、タッチンさん」は、「ファインマンさん」からのパクリは言うまでもありませんww。

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