久しぶりにおもしろかったよ

なるべく時間を見つけて本を読むようにしているのですが

気がつけば読むジャンルが偏りがちになってしまうがよねえ。

先日 梅田の紀伊国屋で見つけたというか 目に飛び込んできた本です。

CDのジャケ買いではないけんど なんか表紙が「グッ」ときたので。

風をつかまえた少年風をつかまえた少年
(2010/11/19)
ウィリアム・カムクワンバ、ブライアン・ミーラー 他

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(帯書きより)
アフリカの最貧国、マラウイを襲った食糧危機。食べていくために、学費が払えず、著者は中学校に行けなくなった。勉強をしたい。本が読みたい。NPOがつくった図書室に通うぼくが出会った一冊の本。『風力発電』。風車があれば、電気をつくれる。暗闇と空腹から解放される。―そしてマラウイでは、風は神様が与えてくれる数少ないもののひとつだ


読み進めていると世界にはこんな貧困があるんだと。

否、インフラが整備され 贅沢品に囲まれた「日本」から見れば「貧困国」なのかもしれんけんど
彼らの住む世界では未だ「日常」の一端でもあるがよね。

電気も水もない荒涼とした村々。学校に通うことの出来る子供はほんの一握り。
朝早くから田畑を耕し 日が暮れる頃にはもう眠りにつく準備です。

日本では信じられないのですが 未だに「魔術」や「呪い」が人々の生活と密接に絡み合っています。

拡がり続けるエイズ。年間何万人と死に倒れるマラリアの恐怖。

何かあれば「これは悪魔の仕業だ」と 呪術師が高額の金を取ってのさばる世界。

そんなアフリカの最貧国の小さな村に カムクワンバ少年は生まれます。

学校に行けないカムクワンバ少年は 村の小さな小さな図書館に通い向学心を養います。

ある日 カムクワンバ少年は一冊の本に出会います。

表紙に風力発電用の大きなプロペラが悠然と並ぶ(エネルギー利用)というアメリカの教科書に。

「電気さえあれば 夜になっても本が読めるし お母さんが2キロも離れた水汲み場まで行かなくてもすむ」

「家に電気を 井戸に汲み上げポンプを」

そこからカムクワンバ少年は 独学で電気の仕組みを学び取り 近くの廃品場から廃材をかき集めて「夢の風力発電」を作り始めます。

その間 国を襲う飢餓。

マラリアに掛かり死の淵をさまよう妹 母親。

彼はいつか必ず電気が灯り 水さえ確保できればこの飢餓から抜け出せると信じ 「風力発電」にかけます。

廃品場を漁るカムクワンバ少年を見て 周りの人は「あいつは頭がイカレているんだ」と蔑みますが 黙々と作業に没頭するカムクワンバ。

大事な友達に助けられ 彼の「風力発電機」は完成に向かっていきます・・。


そんなカムクワンバ少年の姿が目に止まり 世界中から応援 支援を得て 今ではアフリカの未来のために世界を駆け巡りながらアメリカの大学で勉強を重ねる日々を送っています。

なぜかこの本を読んだとき 感動で涙がでたがよ。

人を思う心。勉強する大事さ。

なんのために生きているのかを振り返る自分。

飽食と無駄に囲まれた日本でいったい自分は何をしているのだろうと。。

学び行動する。

カムクワンバ少年の言葉です。

何かを実現しようと思ったら トライすることだ」。

 

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Comment

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タッチンさん^^

いいねっ、この本!
わたし今日早速予約しちゃいました^^
文芸春秋ですね。
あの出版社はいい本みつけてきますね。

タッチンさん、
わたしは一人になるのがあまり好きじゃないです。
たまに一人になりたいときもあるけど
そのときは
心が病んでるときかな(笑)
あっ
読書してるときは一人でいたいけどね。
  • 2010-12-26│18:48 |
  • ちさ URL│
  • [edit]
Re:ちささん
>コメントありがとうございます。

普段は新書を読むのが多いのですが、こういった本も心に元気をもらえますね。

一人でいると人恋しくて、大勢の人の中だと一人になりたくて。。
けど、やっぱり一人より二人。二人より大勢の仲間と過ごすほうが素敵ですね。
  • 2010-12-27│12:35 |
  • たっちん URL
  • [edit]

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プロフィール

たっちん

Author:たっちん
高知で生まれ育ち、今は大阪で風来坊です。
日常で感じたことや、思ったことを綴りたいと思います。自転車でポタリング,ポケットに入れたデジカメで何気ないものを撮るのが楽しみです。

こんな私ですがよろしくお願いします。

ちなみに「ご冗談でしょう、タッチンさん」は、「ファインマンさん」からのパクリは言うまでもありませんww。

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